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猫のベッドの選び方、寝る姿勢と季節から診断する、箱型・ドーム・ハンモック・ヒーター対応

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リビングの床に置いた丸いベッドで猫が丸まって眠り、その横に座った女性が猫の背中に手を置いている写真

家の猫がいちばん長く眠っている姿を、思い浮かべてみてください。

体をくるっと丸めているのか、横向きに長く伸びているのか、棚の上や窓辺など高い所にいるのか、家具のすき間に隠れているのか。

その寝姿が、どの形のベッドが合いそうかの、いちばんの手がかりになります。

寝姿でおおまかな形を決めてから、季節に合わせて素材を選び直す、という順で考えると迷いにくくなります。

寝姿合う形大きさの目安
丸まって寝るドーム・カドラー丸まった体より一回り
長く伸びて寝る平らなマット伸びた体が収まる長さ
高い所で寝るハンモック乗った体が沈む余裕
隠れて寝る箱型・ドーム中で向きを変えられる

大きさは、寝ているときの猫の体をそっとメジャーで測って、商品ページの内寸と比べるのがいちばん確実です。

目次

寝姿から、ベッドの形を選ぶ

寝姿は1つとは限らず、季節や時間帯で変わる猫もいます。

いちばん長い時間とっている寝姿に合わせて1つ目を選び、ほかの寝姿はあとから足していく、と考えると決めやすくなります。

丸まって寝る猫には、縁のあるベッド

体を丸めて眠る猫は、体の周りが何かに囲まれていると落ち着きやすいようです。

縁が少し高くなった丸いカドラー型や、屋根のあるドーム型が合いやすい形です。

大きさは、丸まった体の直径より一回り大きいくらいが目安です。

大きすぎると、縁に体を預けられず、寝床として落ち着かないことがあります。

縁にあごをのせて眠る猫も多いので、縁の高さと硬さも、商品ページの写真や寸法で比べてください。

縁の高い丸いベッドの中で、猫が体を丸め、縁にあごをのせて目を閉じている様子

ペティオ あったかくつろぎベッド 包み込みドーム ブリーズホワイト

ペティオ あったかくつろぎベッド 包み込みドーム ブリーズホワイト
丸い形のドーム型のベッドで、サイズは51×51×高さ28cmです。表地・内地・中綿はポリエステルで、重さは約930gと案内されています。電気は使わないタイプです。洗い方は、商品ページと洗濯表示で確認してください。
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※価格は記事執筆時点のものです。
購入前に最新価格をご確認ください。

長く伸びて寝る猫には、平らなマット

横向きに長く伸びたり、お腹を見せて寝たりする猫は、囲いより広さを求めていることが多いです。

平らなマット型や、縁の低いスクエア型が向いています。

伸びた体の長さを測り、前脚の先から後ろ脚の先まで収まる長さの物を選びます。

床に直接置くマットは、冬は床の冷たさが伝わりやすいので、季節によって下に敷く物を足します。

高い所で寝る猫には、ハンモックや窓辺のベッド

棚の上、冷蔵庫の上、キャットタワーのてっぺんで寝る猫は、部屋を見下ろせる場所が好きなのかもしれません。

窓辺に取り付けるハンモックや、キャットタワーのハンモック、棚の上に置ける小さめのベッドが候補です。

窓に吸盤で付けるタイプは、耐荷重と、吸盤が付けられる窓の材質を商品ページで読んでから選び、使う前に毎回くっつき具合を見てください。

高い所のベッドは、乗り降りのときに足場になる物が近くにあるかも合わせて考えます。

窓辺に取り付けた猫用ハンモックの上で、猫が手足を垂らして眠っている様子

JUNSPOW 猫窓用ハンモック 折りたたみ 耐荷重18kg(50×36cm)

JUNSPOW 猫窓用ハンモック 折りたたみ 耐荷重18kg(50×36cm)
吸盤で窓に取り付ける、折りたためる窓用のハンモックで、サイズは50×36cm、耐荷重は18kgと案内されています。取り付けられる窓の条件と吸盤の使い方は、商品ページで確認してください。
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隠れて寝る猫には、箱型やドーム

押し入れの奥や、ソファの下で寝ていることが多い猫には、入口が1つだけの箱型やドーム型が合いやすくなります。

段ボール箱で寝るのが好きな猫なら、同じくらいの大きさの箱型ベッドを、いつもの場所の近くに置いてみます。

中で向きを変えられるくらいの広さがあるかどうかは、入口の大きさと同じくらい大事です。

ペットプロ HappyDays キャットハウス ナチュラル

ペットプロ HappyDays キャットハウス ナチュラル
紙パネルで作られた、爪とぎ付きの箱型のキャットハウスです。本体サイズは幅34×奥行30×高さ32cm、重さは約1.5kgで、リサイクル紙製と案内されています。火気や水気のある場所では使わないよう、商品ページに注意書きがあります。
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季節に合わせて、素材を選び直す

形が決まったら、次は素材です。

同じ形でも、冬と夏では、猫が心地よく感じる素材が変わります。

冬は、囲いと、床からの冷え

寒い時期は、ボアやフリースのように起毛した素材で、体の周りを囲めるドーム型やカドラー型が使いやすくなります。

床に直接置かず、ベッドの下に厚手のマットを敷くか、少し高さのある場所に置くと、床からの冷えが伝わりにくくなります。

窓際は、昼は日が当たって暖かくても、夜になると冷え込みやすい場所です。

冬のあいだは、窓から少し離れた場所にもう1つ寝床を用意しておくと、猫が自分で選べます。

夏は、通気と、日の当たらない場所

暑い時期は、メッシュや綿・麻のように熱がこもりにくい素材や、すのこ状の台、ひんやりした手ざわりのマットが選ばれます。

囲いのあるドームは、夏は中が暑くなりやすいので、屋根が外せるタイプだと通年で使い分けられます。

夏の寝床は、直射日光が当たらず、エアコンの風が直接当たらない場所に置きます。

通年で使いたいなら、表と裏で素材が違う物を

ベッドを季節ごとに買い替えたくない場合は、片面がボア、もう片面が綿やメッシュというような、裏返して使える物があります。

カバーだけを季節で取り替えられる物も、置き場所を変えずに使い続けたいときに便利です。

ひも付き ペットマット リバーシブル(ボア面とキャンバス面) 58×38cm

ひも付き ペットマット リバーシブル(ボア面とキャンバス面) 58×38cm
さらっとしたキャンバス面と、ふわふわのボア面を裏表で使えるマットです。サイズは58×38×厚さ3cmで、洗えると案内されています。四隅にひもが付いています。
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年齢と、一緒に寝る猫の数で変わること

寝姿と季節で形と素材を選んだら、最後に、猫の年齢と、一緒に寝る猫がいるかを当てはめます。

子猫は、小さめで、出入りしやすい物を

子猫は体が小さいので、大人の猫用の大きなベッドだと体の周りに空きができすぎて、囲まれている感じが出にくくなります。

最初は小さめのカドラー型や、入口の低いドーム型を選び、体が大きくなったら一回り大きい物に替える、と考えておくと無駄がありません。

子猫はベッドの布やひもをかじることがあるので、取れやすい飾りやほつれた糸がないかを見ておいてください。

シニア猫は、段差の低さと、乗り降りのしやすさ

年をとった猫は、高い所や縁の高いベッドへ乗り降りするのがおっくうになることがあります。

入口や縁の低いベッドを、床に近い場所に置くと、寝床までの移動が楽になります。

ハンモックや窓辺のベッドを使っていた猫が使わなくなったら、高さが合わなくなってきたのかもしれません。

同じ形の物を、床の上や低い台の上に移してみると、また使い始めることがあります。

寝る時間が急に長くなった、寝床から動きたがらない、といった変化が続くときは、ベッドを替えるより先に動物病院で様子を見てもらってください。

2匹以上なら、一緒に寝るか、離れて寝るか

2匹以上いる家では、くっついて寝る仲なのか、別々に寝るのかで選び方が変わります。

くっついて寝るなら、2匹が丸まっても収まる大きめのカドラー型やマット型を1つ。

別々に寝るなら、同じくらいの寝心地のベッドを、少し離れた場所に1つずつ置くと、取り合いになりにくくなります。

縁の付いた大きめの四角いベッドの中で、茶トラの猫と白黒の猫が体を寄せ合って丸まり、目を閉じている様子

ヒーター対応のベッドとペット用ヒーターは、使い方が先

冬に向けて、ペット用のヒーターを入れられるベッドや、電気で温めるマットを考える人もいます。

電気を使う物は、選び方より先に、使い方の注意を押さえておきたいところです。

同じ場所に長くいると、熱くないと感じる温度でも低温やけどになることがあります。
温度の設定や使い方は、取扱説明書のとおりにしてください。
コードをかじる猫がいるので、コードにカバーがある物を選び、猫が届く所にコードを垂らさない。
ベッドの全体を温めず、温かくない場所にも猫が移れるようにしておく。
子猫やシニア猫、自分で動きにくい猫に使うときは、とくに様子をこまめに見る。

皮膚が赤くなっている、触られるのを嫌がる場所がある、毛が抜けている所があるといった様子に気づいたら、使うのをやめて動物病院に相談してください。

電気を使わずに温かさを足したいなら、ボアの毛布を1枚入れる、ドーム型にする、床から離すといった方法でも、寝床の温かさはかなり変わります。

ベッドを買ったのに、使ってくれないとき

新しいベッドを置いた日に、猫が箱のほうに入って、ベッドには見向きもしない。

これは、そう珍しいことではありません。

においが新しすぎる?猫が使っていたタオルや毛布を中に入れてみる
置き場所が合っていない?人の通り道や、大きな音のする家電の横を避けて、猫が今寝ている場所のすぐ近くに置く
形が寝姿と違う?丸まる猫に平らなマット、伸びる猫に小さなドームを選んでいないかを見直す
手ざわりが苦手?素材の違う布を1枚敷いて、上に乗るかどうかを見る

猫を抱いてベッドに入れるのは、かえって警戒されることがあるので避けます。

ベッドは、猫に合わせて置き場所と中身を変えていけば、あとから使い始めることも多い物です。

しばらく置いておいても使わないなら、そのベッドは別の部屋や季節に回し、寝姿に合う形をもう一度考えます。

買う前に見ておく、内寸と洗える部分

内寸:外寸ではなく、猫が実際に寝る部分の寸法で比べる
入口:ドーム型・箱型は、入口の高さと幅が猫の体に合うか
洗える部分:カバーが外せるか、洗濯機で洗える表示があるか
底:滑り止めがあるか、フローリングの上でずれないか

毛やよだれが付きやすい寝床は、カバーが外せて洗える物だと清潔に保ちやすく、長く使えます。

中のクッションまで洗えるかどうかは製品によって違うので、洗濯の表示も買う前に読んでおくと、届いてから困りません。

猫のベッドは、1つに絞らなくてもかまいません。

冬はドーム、夏はマット、昼は窓辺、夜は部屋の奥というように、猫が季節や時間で寝床を選べるようにしておくほうが、どれか1つが合わなかったときにも困りません。

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この記事を書いた人

猫用品を、部屋の広さ・猫の年齢・頭数・予算の判断軸で整理して伝える編集担当です。トイレ・フード・爪とぎ・キャットタワー・キャリーなどを、メーカーの表示や取扱説明書、公的な情報をもとに調べ、比較・整理してお届けしています。

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